活動レポート > 四校対抗 中武君の劇的サヨナラ打で3連覇なる!

2018/10/28

 本日、時習館高校グランドで行われました四校対抗戦の結果をお知らせします。昨日、当野球部22期卒の伊藤博文君の訃報が有り、また何時もの雰囲気とは違う心持で臨んだ今回の対抗戦でした。
第1試合 vs 一宮高校
 一 宮 000 000 41 5
 旭 丘 010 511 0x 8(規定により8回コールドゲーム)
(投ー捕)清谷(6回1/3)永井(2/3)内山(1回)- 五十川
**試合評** 清谷君は厳しい立ち上がりだった、ツーアウトを取つたものの粘りのライト前ヒット2本と四球で満塁のピンチ。次打者はするどい一二遊間のゴロ、抜けたかと思ったが、野々垣君が好捕、ベースカバーの清谷君送りピンチを切り抜ける。その後は、危なげなく6回まで投げぬく。
 攻撃は2回,敵失から五十川君のタイムリーで先制。4回の集中打は見事。内山君のレフト線2ベースに始まり、佐野君、中武君、五十川君の連打で5点を追加。5回、6回にも加点。一方的なゲーム展開となる。
 しかし、勝を意識した7回、次の決勝を考えた選手交代が、一宮の猛追を呼ぶことになる。試合規定でどうにか逃げ切ったが、一宮の素晴らしい反撃に肝をつぶした。
 この試合のハイライトは2試合続けて好投を見せた清谷君のピッチングに有る。入学以来6カ月の成長は目を見張る。まだまだ伸びる要素は大きい。1年生四本柱の一角として切磋琢磨して夢の投手陣を引っ張ってほしい。
第2試合 vs 時習館高校
 時習館 020 020 002  6
 旭 丘 102 000 022x 7x
(投ー捕)佐野(7回)阿佐美(2回)-五十川
(本塁打)内山(3回2点)
**試合評**何と素晴らしい試合か!結果的に旭丘が勝利したが両校の素晴らしいプレーにまず拍手!
初回裏、阿佐美君の2ベース、野々垣君のバントヒット、死球などで早くも先制。さらに続くノーアウト満塁のチャンスも時習館の好守で加点できず。すぐさま2回時習館の効率的な攻めで逆転を許す。3回は当校の内山君がスライダーを見事レフトオーバー2ランで再逆転。
 時習館の攻撃をどうにかかわしていた佐野君だったが、5回2四球を絡めた2安打で再度逆転を許す。そのまま終盤に8回裏、敵失から佐野君、中武君のヒットなどで2点奪い再逆転。このまま逃げ切るかと期待したが、ものすごい粘りに四球、送りバント、ヒットで同点、更にヒットで逆転。このまま時習館の勝利でもナイスゲームでした。
 しかし、相手投手が勝を意識したのかワンアウトから連続四球、内山君のライト前安打で満塁。佐野君が珍しく力が入りフライアウト。万事休止かと誰もが思った。次打者中武君、初回の満塁のチャンスで思うスイングができなかったその鬱憤を晴らすようなフルスウィングで振りぬくと打球はセンターオーバー。9回裏ツーアウト満塁逆転サヨナラ2ベースとなった。
 実にお互い3度づづ逆転をした四校対戦稀に見る好ゲームでしょう。中武君はあの一打は一生忘れることのできないものとなるでしょう。
久々に興奮しました。故伊藤博文君もこの試合をどこかで見て応援していてくれたと思います。(報告22期武田)