活動レポート > 一年生の意欲

2018/06/09

 今日(6/9)の試合は、グランド状態が不良のために中止となりました、残念です。徒然にまかせ昨日の練習風景をお伝えします。
 どんよりとした重い雲のなか練習開始(15:30)。名テレの野地さん、島津さんが夏の甲子園100回の記念番組(3時間番組)の取材にグランドにみえる。選手たちの動きがいつになく良くハツラツとしている。
 練習も後半、雨がポツリポツリとしてきた時、『ただいま! 帰りました。』という元気の声がした。林間学舎に研修に行っていたいた十名近い1年生が直接、グランドに戻ってきたのだ。中にはバットケースを持った者もいた。小雨の中、早速着替えグランドに出て行った。
 そんな彼らの勢いで、強くなった雨脚もさほど気にならない、監督のノックは更に熱を帯びる。ノックが終わると同時に手際よく片付け。練習後は本降りの中、グランド整備だ。
 こんな光景を見て、何かが変わってきたと感じた。本当に胸が熱くなるような嬉しい変化だ。この小さな前向きさは、学生野球の父と仰がれる飛田穂洲(とびたすいしゅう)翁が『旭丘の少年達さえその気になったら昔の勢威を盛替えし得るに相違ない。名門よ生き返れと叫びたい』という言葉を実現するでしょう。本当に楽しみで仕方ないのです。(報告22期武田康敬)